債券相場・超入門
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新聞などで債券市場について書かれた文章を読むときに注意しなければいけないことは、「相場が上昇」と「金利が上昇」とはまったく逆のことだということです。「債券相場が上昇」とは「債券価格が上昇」することを意味します。「相場が上昇(利回りは低下)」というように書かれていることも多いですが、「債券の価格が上昇すると利回り(金利)が低下する」というロジックは債券に馴染みのない人にとっては混乱の元になるかもしれません。

なぜ「価格が上昇」すると「金利が低下」するのか?それは、たとえば債券価格が100円から105円に上昇した場合、105円でこの債券を買った人は満期償還のとき、5円の償還差損を被ります(債券は満期償還の場合、必ず額面で償還されるため)。したがって、その分利回りが低下することになります。逆に、価格が下落した場合はクーポン収入だけでなく償還差益(例えば95円で買ったものが100円で償還されると5円の償還差益)が手に入ります。この場合は利回り(すなわち金利)が上昇することになります。

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