合格が決まってほっとしているあなた、いろいろやることがありますよ。
まず一人暮らしの場合、荷物をどうするかで一苦労します。私の場合、捨てられるものや売れるもの、人にあげられるものはとことん処分しました。「もったいない」なんて言っていられません。冷蔵庫、洗濯機などは電話帳でリサイクルショップなどを調べて電話すれば取りにきてくれます。新しければそこそこの値段で引き取ってくれるので、粗大ゴミに出すよりいいです。
電話の加入権はNTTで預かってもらうか、売ってしまうかのどちらかです。くわしくはお近くのNTTへ。
パスポートがない人は出発の2、3カ月前には申請しておきましょう。手続きは簡単なのでよほど多忙な人でないかぎり高い料金を払って旅行代理店などに頼む必要はありません。何事も自分でやる習慣をつけましょう。Ph.Dプログラムの人は10年パスポートにしておいたほうがいいでしょう。アメリカでもパスポートの更新はできますが、総領事館や大使館が遠い場合、面倒です。
ビザも同じです。直前になってあわてないよう、早めに手続きしておきましょう。アメリカ大使館・アメリカ総領事館(大阪)のホームページでも申請書類を作成・ダウンロードできます。
航空券は格安チケットですね。8月上旬は一年で一番航空料金の高い時期です。早めにアメリカに来たほうが運賃も安いし、アメリカの生活にも早く慣れるので一石二鳥です。
アメリカに来てから免許を取ろうと思っている人も、国際免許を持っていった方がいいです。手続きはお近くの運転免許試験場へ。
虎の子の貯金をどうやってアメリカに持っていくか?他にも方法があるかもしれませんが、私は日本のシティバンクで口座を作り、アメリカに渡ってからこちらの銀行口座を開設して、シティバンクに電話あるいはインターネット経由で送金を指示し(あらかじめ送金先の口座の登録が必要ですが)ています。送金手数料は高いですが、現金や小切手で持っていくよりは安全で簡単です。あと、当座の生活費は数百ドル程度、トラベラーズチェックで持っていった方がいいです。シティバンクの場合は日本で口座を作っておけば円で預金していてもアメリカのATMでドルで下ろすこともできるので便利です。ただしレートはものすごく悪いです(1ドルにつき5円ぐらい手数料を取られる)。
アメリカでクレジットカードを作るのは来たばかりだとクレジットヒストリーがないので難しいです。日本で作って持っていった方がいいと思います。JCBだと使えない場所が多いので、VISAかマスター、AMEXのいずれかにしましょう。VISAかマスターは シティバンクカード がお勧めです。ノースウエスト航空と提携してマイレージが貯まるカードや、ドル普通預金からドルで決済できるカードなどがあります。また、AMEXは日本で作った円建てのカードをドル建てのカードに切り換えることもできます。
大学ではたいていstudent insuranceという保険に入らされるのですが(学校によって違う場合があるのでご自分で調べてください)、少なくとも授業が始まるまでの期間分は海外旅行保険に入っておくと安心です。また、学校で入らされる保険は一般に保険料が高いので、日本で留学保険などに入って代用することも可能です。どちらが安いか、保険料を比較して決めるといいと思います。
最後に、市役所・区役所で転出届を出すのを忘れずに。国民年金は海外に住んでいる間は払う義務はありませんが、払わないとその分、将来の年金受け取り額が減りますのでご注意を。海外に住んでいても国民年金保険料を払い続けることは可能です。アメリカにそのまま住むという方は逆に払わないほうがいいかもしれません。
海外留学のための本ではないですが、ファミネットから毎年年度版で出ている「海外赴任ガイド」という本に海外へ引っ越すための準備等がかなり詳しく書かれていますので参考にしてください。